アジアの歌姫シュー・ピンセイ
1993年の第35回日本レコード大賞を観る。香西かおり「無縁坂」がレコード大賞を受賞。新人賞は国武万理「ポケベルが鳴らなくて」、山根康広「Get Along Together」、シュー・ピンセイ「パッシング・ラブ」の3人。最優秀賞は山根が受賞。司会の宮本亜門が国武に「上海から来たんですね」と聞いていた。それほど3人の知名度は低かった。しかし20年の歳月が流れ、シュー・ピンセイは「真的好想你」によって大人気となり、上海歌謡界の代表的な歌姫となっている。テレサ・テンのような日本歌謡界進出には失敗した。日本語表記はゾウ・ビンチャンになっている。このほか東南アジアにはマレーシアのシティ・ヌールハリザがいる。1979年に生まれ1996年17歳でデビュー。ポピュラーだけでなく、伝統歌謡のアルバムも多く出している。2020年東京で開催された日本ASEAN音楽祭にもヌルハリサはマレーシアを代表して参加していた。この音楽祭にはアジアの歌姫が揃った。アンディン(インドネシア)、アレクサンドラ・ブンスアイ(ラオス)、サラ・へロニモ(フィリピン)など。(Zhou Bingqian,Shu Pinsei,Siti Nurhaliza)
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