フランシス・マリオンと女性脚本家の時代
戦後日本では映画・テレビの興隆による、水木洋子(ひめゆりの塔)、和田夏十(炎上)、向田邦子(阿修羅のごとく)や橋田寿賀子(おしん)のような女性脚本家が抬頭した。実は20世紀前半のアメリカではサイレント初期の時代から、数多くの女性脚本家が映画のシナリオを書いていた。アニタ・ルース、ゾーニー・マクファーソン、ジェーン・メイスン、そして「名金」(1915)のグレイス・キュナード。なかでも有名なのがフランシス・マリオン(1888-1973)である。「ステラ・ダラス」(1925)など女性ならではのメロドラマが得意であった。メトロのジューン・マシスはルドルフ・ヴァレンチノを発掘した。
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