二字熟語研究
知っているようでしらない漢字。二字熟語で覚えるのがコツ。意外とめでたい語より、悲しい、恨み、恐れ、などの強い感情の入り混じる熟語が精神の鍛錬には良い効果がある。旧約聖書、中国の古典などをみればわかる。
矍鑠(かくしゃく) 年老いても、丈夫で元気なさま。
詭弁(きべん) 筋道の通らないことをたくみなことばで言いくるめごまかす議論。
志尚(ししょう) 気高い志
憔悴(しょうすい) 病気・悲しみ・心配ごとなどのためにやつれること。
盈虚(えいきょ) 月が満ちたり欠けたりすること。栄枯
忖度(そんたく) 他人の心の中をおしはかる
忍性(にんしょう)生まれつき持っている飲食・色欲の性質をこらえ押さえる
忘優(ぼうゆう) 憂いを忘れる
忸怩(じくじ) 心に恥じるさま
忠鯁(ちゅうこう)真心があって剛直なこと
念祖(ねんそ) 祖先のりっぱな名をけがさないと思う
忿怒(ふんど) 怒り
怨骨(おんこつ) 恨みながら死んだ人
怯懾(きょうしょう)おじけ恐れる
怙終(こしゅう) 自分の行動に自信をもって、ふたたび罪を犯す者。一説に、悪事を頼みにして生涯改心しない者。
思殺(しさつ) 深く思う。殺は強意の助字。
思服(しふく) 常に深く思って忘れない。服は心にいだく。
怵惕(じゅってき)心が恐れてびくびくする
忽卒(そうそつ) 忙しいさま
怊乎(しょうこ) いたみ悲しむさま
怫恚(ふつい) むっとして怒る
悁恚(けんい) 怒る
悔吝(かいりん) あやまちを悔やむ
恢誕(かいたん) 言説が大きいだけで実がない。大げさででたらめ
恪勤(らくきん) 職務によく励む
改竄(かいざん) 書類などを自分の都合のよいように書きかえること
恭虔(きょうけん) うやうやしくつつしみ深い
恵雨(けいう) 草木をうるおす恵みの雨
恒心(こうしん) 常に変わらない心
更迭(こうてつ) ある地位や役目についている人が入れかわること
恣欲(しよく) 欲望をほしいままにする
恤刑(じゅつけい)刑罰をみだりに加えないようにつつしむ
擾乱(じょうらん)世の中がさわぎ乱れること
恕思(じょし) 思いやる
追従(ついしょう) 人の機嫌をとっておせじを言うなどすること
恬淡(てんたん) 心が静かでさっぱりしているさま
恫喝(どうかつ) おどしつける
篤敬(とくけい) 誠実でつつしみ深いこと
悪果(あっか) 悪い報い
患害(かんがい) わざわい
悉曇(しったん) 成就。完成。
悌友(ていゆう) 兄弟や長幼の仲がむつまじいこと
韜晦(とうかい) 自分の本心や才能・地位などをつつみかくすこと
悖行(はいこう) 道にはずれた行い
莫逆(ばくぎゃく) 親しい間柄
篳路(ひつろ) 飾りのないこと
悠忽(ゆうこつ) とりとめもなく月日を送る
悒鬱(ゆううつ) 心がふさぐ
遥昔(ようせき) 遠い昔
怜悧(れいり) さとい。りこう
悢悢(りょうりょう)悲嘆するさま
悋嗇(りんしょく) 極端に物惜しみをする
惟神(いしん) 神のみ心のまま
惋恨(れんこん) 嘆き恨む
齟齬(そご) 意見や物事がくいちがうこと。
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