夢見る頃を過ぎても
歌をまくらに 空を仰ぎて
声高らかに 君とうたいし
今はただひとりして
さすらい歩めば
若き日の夢
昭和13年にコロンビアレコードから発売された中野忠晴、二葉あき子の「若き日の夢」の一番の歌詞である。ワルツ風の旋律だが原曲は「When I grow too old to dream?」(夢見る頃を過ぎても)でシグマンド・ロングバードの曲にオスカー・ハマースタイン二世が詩をつけた。「夢見る頃を過ぎても」はジャズの名曲としてポール・ホワイトマン楽団の演奏や、ナット・キング・コール、ドリス・デイ、ルビー・マラー、リンダ・ロンシュタットなとがカバーしている。初出はタドリ―・マーフィ監督の映画「The Night is Young」(1935年、邦題「春の宵」)。ラモン・ナヴァロ、イヴリン・レイ主演。劇中曲であるが誰が創唱したのかは不明。同年にはグレース・フィールド(1898-1979)がレコーディングしている。
« 「みかんの白い筋」何と言うの?(物の名前) | トップページ | 古代ローマの凱旋門 »
「音楽」カテゴリの記事
- 歌謡曲プレイバック(2025.05.14)
- クリフォード・ブラウン(2024.04.27)
- 佐川満男さんを悼む(2024.04.20)
- オリーブの首飾り(2024.03.28)
- ビージー・アデール(2021.12.11)
コメント