B級映画のスター、ブラッドフォード・ディルマン逝く
昨夜は映画「燃える昆虫軍団」を観る。途中で爆睡。製作・脚本がウィリアム・キャッスル、監督が「ジョーズ2」のヤノット・シュワルツ。昆虫学の教授を演じるのがブラッドフォード・ディルマン。彼の名前を聞くとB級映画の雰囲気がある。B級映画とは低予算の特定の観客層の受けを狙った際物作品のこと。日本では新東宝が怪奇もの、ゲテモノ作品を製作していた。しかしB級映画をばかにしてはいけない。かの大スター、ジョン・ウェインは「駅馬車」までの10年間、56本ものB級西部劇に出演していたし、後にアメリカ合衆国大統領となったロナルド・レーガンもB級映画の俳優であった。ブラッドフォード・ディルマンは1930年カリフォルニア州の生まれで、1958年「ある微笑」で映画デビュー。フィルモグラフィーを見ると、「レマゲン鉄橋」「史上最大の作戦」などの戦争超大作もあるが、多くはパニックホラーなどのB級作品が多い。「ピラニア」「スウォーム」「超豪華客船乗っ取り大爆破」「大襲来!吸血こうもり」「UFO大接近」「謎のジェット戦闘機」「新・猿の惑星」など多くの娯楽作品で我々を楽しませてくれた。ブラッドフォード・ディルマンは2018年1月16日、肺炎による合併症らより亡くなっていた。享年87歳。
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