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2018年4月 7日 (土)

女性と土俵

   4日にあった大相撲春巡業で舞鶴市長が土俵上で突然倒れた。動転した行司は介抱している女性に対して「女性は土俵から降りて」とアナウンスした。救命活動を阻止したことに多くの批判が起こり、相撲協会は謝罪した。6日には兵庫県宝塚市で開かれた巡業で中川智子市長は挨拶で土俵に上がることを要望したが、協会に認められず。「女性という理由でできないのは悔しい」と語る。土俵の女人禁制をめぐっては過去にも何度かゴタゴタがあった。1990年の森山真弓官房長官、2000年の太田房江知事、いすれも賜杯の授与をめぐって土俵に上がれなかった。2007年には観客の女性が突如、土俵に上がりかけたが取り押さえられるという事件があった。今後も強行突破しようとする女性が現れるかもしれない。大相撲の土俵が男尊女卑を肯定する象徴なのか?意見は解禁派と伝統を守る派、二分するかもしれない。メディア主導の一時のムードで伝統を簡単に変えるのもいかがなものか。舞鶴市で起きた不味い対応に乗じてメディアも宝塚中川市長の政治パフォーマンスを大きく取り上げた。舞鶴のような緊急対応時と宝塚市長の挨拶とは次元が異なる議論ではないだろうか。もしも大相撲が土俵を女性に解禁して、プロ野球にみられるチアガールやビキニ姿の女性が始球式するショービジネス化は良くない。大相撲を単なるプロレスとみるか、伝統的な神事とみるかの違いではないだろうか。

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