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2018年3月19日 (月)

ロンドン塔の幽霊

21766_19
 中央にホワイト・タワー、時計回りに、ソルト塔、マーティン塔、ビーチャム塔、ベル塔がある

    ロンドンという地名の由来は謎である。ロンドンのラテン名であるロンディニウム(Londinium)はケルト語のリィンディン(Lyndyn沼沢地の砦)にその語源があるらしく、ケルト時代のロンドンはテムズの沼沢地に臨んだ原始的な城塞だったらしい。一説によると、ケルト語「ロンディノス」(Londinos)勇士の土地、という意味がローマ化されてロンディニウム、それが転訛してロンドン(Londn)となったともいう。

   またロンドンの誕生が、紀元43年にローマ皇帝クラウディウスにより創建されたのか、またそれ以前から存在していたのかも明らかではない。だが1世紀末には早くも商業都市として栄えていたことは事実である。5世紀にローマ人が撤退したあとは、アングロ・サクソン人の侵入となり、やがて1066年にはノルマン人のウィリアム1世によるイングランド制服が行われ、ノルマン朝の成立となる。ウィリアム1世は、1078年に、ロチェスターの司教ガンドルフに命じてホワイト・タワーと呼ばれるキープ(天守)を造らせた。これがロンドン塔の始まりである。息子のウィリアム2世によって完成された。石造4階建ての天守閣の中で、もっとも神聖な場所はセント・ジョーンズ礼拝堂である。その後、リチャード1世、ヘンリ3世、エドワード1世らによってロンドン塔は増築された。ロンドン1000年の歴史を象徴するこの建物には、現世にやり残したことのある王家の人々の霊が数多くさまよっているといわれる。その一人がヘンリー8世の2番目の妃アン・ブーリン。魔術の使用と姦通の罪を問われて、斧で首を斬られた。アン女王の魂が、永遠の救いを求めて塔の中をさまよって歩いているという噂話がある。(Tower of London、世界史)

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