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2018年3月31日 (土)

和製洋語と平賀源内

   江戸幕府は長崎出島を通じて西洋の文物を移入したので、オランダ語を語源とした、いまでも日常生活で使われている外来語が日本語の中に多く入っている。たとえば「卑怯者のレッテルを貼られる」の「レッテル」。もともとオランダ語の「letter」。「お転婆」は「ontembaar」(手に負えないの意)。「博多どんたく」は「zondag」。「エレキテル」は「elektriciteit(電気の意)」は最も人々を驚かし江戸の和製洋語ブームが起こった。平賀源内は蘭語を学んで、身の回りの道具に、いろいろ西洋風の名をつけて楽しんでいた。たとえば、自分の発明した、くるくる振りまわして蚊をとる機械は、「マアストカアトル」、つまり「まわすと蚊をとる」という洒落である。源内の周囲では、一時、こうした和製の洋語が流行していたという。糊を包んで、隅に穴をあけ、押し出して使う「万年糊」のことは「オストデール」。また、もの忘れのひどい人のことを、「スポントワースル」などと名づけてよろこんでいたらしい。(理斎随筆)

インキ   inki

カンテラ kandelaar

カンテル kamfer

コーヒー coffee

コック   kok

コップ  kop

ゴム   gom

コンパス kompas

サーベル sabel

サテン   satijn

シロップ  siroop

スコップ  schop

ズック   doek

ソーダ   soda

ソップ   soup  スープ

ビール   bier

ベンガラ bengala

ホース  hoos   水を送る管

ポンズ  pons  ポン酢

ポンプ  pomp

マッチ  match

マドロス matroos 船員

モートル motor   モーター

ラッパ

ランドセル ransel

ランプ   lamp

リュウマチ rheumatisch     

参考:斎藤静「日本語に及ぼしたオランダ語の影」 1967年

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