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2018年2月28日 (水)

春の嵐

天気予報のお姉さんが「3月1日は春の嵐に警戒を!」と。春の嵐と聞けばヘッセの小説を思い出す。春の嵐は英語でspring storm、ドイツ語でFruhlingsturm フリューリングシュトルム。小説の原題は「Gertrud」ゲルトルードは主人公クーンが愛した女性名。ドイツ・オーストリアに多い名であの女スパイ「マタ・ハリ」の本名もマルガレーテ・ゲルトルート・ツェレという。「春の嵐」は翻訳家高橋健二の創案らしい。「自分の一生を外部から回顧してみると、特に幸福には見えない。しかし、迷いは多かったけれど、不幸だったとは、なおさら言えない。あまりに幸不幸をとやこう言うのは、結局まつたく愚かしいことである。なぜなら、私の一生の最も不幸な時でも、それを捨ててしまうことは、すべての楽しかった時を捨てるよりも、つらく思われるのだから、避けがたい運命を自覚をもって甘受し、善い事ことも悪いことも十分味わいつくし、外的な運命とともに、偶然ならぬ内的な本来の運命を獲得することこそ、人間生活の肝要事だとすれば、私の一生は貧しくも悪くもなかった。外的な運命は、避けがたく神意のままに、私の上をすべての人の上と同様に通り過ぎて行ったとしても、私の内的な運命は私自身の作ったものであり、その甘さ苦さは私の分にふさわしいものであり、それに対して私ひとりで責任を負おうと思うのである。」

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