カー娘の心にひびく名言
平昌五輪も閉幕した。メダル獲得は13個となり冬のオリンピックとしては過去最多。日本選手の活躍を観ながら、兄弟姉妹で参加しているケースが多いことに気づく。スピードスケートの高木菜那と美帆、カーリングの吉田知那美と夕梨花、両角友佑と公佑など。メンタルが勝負の競技にあって、兄弟姉妹が一緒というのは安心感があるのだろうか。
とくに帰国後の会見でもカー娘は終始笑顔が絶えない。この活躍の立役者は試合は補欠だったマリリンの愛称で親しまれる本橋麻里にある。2010年、チーム青森を脱退し、北海道北見にロコ・ソラーレを設立した。そして長野の中部電力にいた藤澤五月を移籍させてチームを強化させた。27日夜LS北見チームが地元の空港に凱旋した。大勢の子供たちがいて、マリリンは「北見にこんなにたくさんの子供がいて驚いた」とコメント。吉田知那美は「正直この町何もないよね」と会場を笑わせた後、続けて「この町にいても絶対夢はかなわないと思っていた。だけど今はこの町にいなかったら夢はかなわなかったと思う。みんなもたくさん夢はあると思うけど、大切な仲間や家族がいれば夢は叶う。場所なんて関係ない。」いろんな人のスピーチがあるけど、このような心に響く素晴らしいスピーチは聞いたことがない。これからカーリング人気は一過性なものではなくきっと定着すると思われる。LS北見チームは3月17日からカナダのノースベイで開催する女子カーリング選手権大会に参加する。
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