悪魔も年をとると隠者になる
フランスのことわざ。若いときにさんざん悪事を重ねた無頼漢や道楽の限りをつくした放蕩者も、年をとると後生がこわくなったり精力が涸れたりして、素行をあらため、仏様のようになることを言う。この諺の起こりはノルマンディー公ロベール(1000年頃ー1035)「悪魔のロベールと呼ばれる)が破戒無慙な男だったのに、晩年になってすっかり懺悔し、荒地に退いて苦行したことから暗示されたという。
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