今年印象に残った言葉
2017ユーキャン新語・流行語大賞は「インスタ映え」「忖度」に決まった。今年の漢字は「北」。いまひとつ盛り上がりに欠ける一年だった。神ってる(16)トリプルスリー、爆買い(15)ダメよ~ダメダメ、集団的自衛権(14)、お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、今でしょ!、倍返し(13)。ここ数年の流行語はほとんど印象にない。自分が時代についていけてないのだろう。むしろ「体ほぐしてもらっているだけ」(藤吉久美子)「一線を越えていない」(斉藤由貴)が印象に残った。
マイブームはディスコでギンギンにノリノリに踊りまくり青春をエンジョイすること。そしてカワイ子ちゃんにアタックして温泉マークへレッツゴー。アンネが来なくて、やったぜベイビー。
何が死語で、死語でないか、の判断はむずかしい。たとえば豊かな体つきの女性を「グラマー」というが、なんとなく古臭く感じる言葉だ。マルティメディア、IT化、金融ビッグバン、ルーズソックス、ポケットベル(ポケベル)、水平思考、ぶりっ子、ハウスマヌカン、ボデコンなどもほとんど今では使われることはない。
お笑いコンビ「パイレーツ」(浅田好未・西本はるか)のギャグで、胸の谷間を強調するような仕草とともに「だっちゅうの」と言うキメゼリフ。いまではほとんど用いない言葉だが、1998年の流行語大賞である。ちなみに乳房の間のくぼみのことは、英語でクレイヴィジ(cleavage)というが、わが国では人体解剖学においては乳房間溝(にゅうぼうかんこう)と呼ぶのが正式名称である。
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