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2017年12月24日 (日)

インドの宗教

 インドの人口は2011年の国勢調査によるとおよそ12億人。人種的にも民族的にもきわめて複雑な構成を示している。先住民であるべトイン型やニグロイド型の人種のうえに、西北方から侵入したアーリア人によって代表されるコーカソイド型の人種の波がかぶさり、また東北部には、のちに北方から押し出されてきたモンゴロイド型の特色をもつ人種も存在している。このようにインドには、大別して4つの人種型がみられるが、それらが長い歴史の過程で相互に混血し合い、今日の複雑に人種的特色が形成された。2011年の国勢調査によると、全人口の79.8%がヒンズー教にあたる。きわめて複雑な民族構成をもつこの国の文化に一つの統一性を与えているのが、このヒンズー教の信仰とそれを中心に形成された独特の文化であるということがいえる。1961年と2011年との宗教別比較すると、ヒンズー教は83.5%から79.8%に減少している。かわってイスラム教が10.7%から14.2%と大きく増えている。このほかシク教徒1.8%から1.7%、ジャイナ教が0.5%から0.4%、仏教が0.7%、キリスト教が2.4%から2.3%と横ばいである。インドのイスラム化はつねに紛争の歴史といえる。インドを支配したイスラム教の国家は歴史的に概観すれば、10世紀中ごろのガズニ朝に始まり、奴隷王朝、ハルジー朝、トゥグラク朝、サイード朝、ロディー朝、スール朝、ムガール帝国と19世紀まで続き、インドの中世はイスラム支配であった。ラージプートは8世紀以来、北インド各地に小王国を形成し、イスラムに抵抗を続けた。

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