古代朝鮮、三国時代(4世紀前半)
4世紀にはいって中国が五胡十六国の混乱時代になると、韓民族は中国の勢力を排除して活発な動きをはじめた。馬韓50余国のなかから百済があらわれこれを統一し、漢城(慰礼城)に都し、辰韓では12国中の斯.盧国が統一して新羅と号した。高句麗は南下を開始して楽浪・帯方2郡を滅ぼした。372年、高句麗に仏教が伝来した。朝鮮南部の弁韓12国だけは、統一国家が形成されなかった。金首露王(?^-199)を建国始祖とする伽耶は1世紀から6世紀中葉まで現在の慶尚南道と釜山を含む地域に位置し、高句麗・百済・新羅とともに烈しい領域争いを繰り広げていた。
« 百済建国の母、召西奴(ソソノ) | トップページ | オペラ記念日 »
「世界史」カテゴリの記事
- トルコ(2021.12.26)
- 鞍鋼憲法(2021.08.21)
- トクタミシュ(2021.07.18)
- アウレリウス・マクシミアヌス(2021.06.04)
- ロバート・バンクス・ジェンキンソン(2021.05.31)
コメント