シン・ゴジラを観る
「シン・ゴジラ」2016年7月公開のこの映画が早くも地上波で放送された。ツイトーは「シン・ゴジラ」関連のワードで埋め尽くされ100万件を突破している。エヴァンゲリオン世代にはとても面白いらしいが、むかしのゴジラ映画を観たものはつまらなく感じる。もう年だからといえばそれまでのこと。宝田明、小泉博、佐原健二、高島忠夫、久保明、平田明彦、土屋嘉男ら東宝スターが真面目に演技していた。「シン・ゴジラ」は監督はじめ製作者、出演者たちがどこか腹の底で笑っているような感じがする。大災害のあと政府に対する絶望や無力感が根底にあるのだろう。脇役に至るまで有名俳優ばかりだが、外国人がみたら退屈なシーンが多いだろう。単なる怪獣もの、パニック映画ではない。北米では不評だったと聞くが、「シン・ゴジラ」は若者たちの社会への不満の捌け口として人気があるのかもしれない。
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長々と、対策議論の場面が続いて、子供も楽しめる昔のゴジラの方が、良かったですね。
投稿: | 2017年11月15日 (水) 21時16分