この声をきみに
本の世界は広くて深い。なぜか本と関わりのあるドラマが多い。「書店ガール」「地味のスゴイ校閲ガール」「さくらの親子丼」。なかでもNHK「この声をきみに」は読書の秋にふさわしいドラマである。町はずれにある小さな朗読教室「灯火親」にはさまざまな人々が集う。穂波は数学教師で妻から離婚を告げられた。京子先生は独身らしく、過去に何かあったような気がする。これからの展開がとても気になる。中原中也の詩「月夜の浜辺」。月夜の晩に、ボタンが一つ。波打ち際に、落ちていた。それを拾って、役立てようと、僕は思ったわけでもないが、なぜだかそれを捨てるに忍びず、僕はそれを、袂に入れた。国語の教科書に掲載されるほど有名な詩だそうだが、僕は恥ずかしいながら知らなかった。物語は穂波と京子先生の関係がさらに親密になるらしい。
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