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2017年8月28日 (月)

フランス女優史

Quatorzejuillet_342926_22002  ヌーヴェル・バーグの監督に愛された仏女優ジャンヌ・モローが死去。89歳だった。ミレイユ・ダルクが28日、パリの自宅で死去、79歳。カトリーヌ・ドヌーブが仏映画祭で来日NHKごごナマ「生出演」。御年73歳ながらその美貌はいまも健在なり‼。新作「ルージュの手紙」。

   日本で最初に人気がでたフランス女優といえば「巴里祭」(33)のアナベラ(画像 1910-1996)だろうか。花売娘というイメージがあるが、米俳優タイロン・パワーと離婚後のことは詳しくは知らない。アナベラ以前に、もちろん無声映画時代サラ・ベルナールやミスタンゲットという大スターがいた。その後、フランソワーズ・ロゼー(外人部隊、ミモザ館)、アルレッティ(天井桟敷の人々)、マリー・ベル、ミシェル・モルガン(霧の波止場)、ダニエル・ダリュー(うたかたの恋)、リリー・パーマー。エドウィージュ・フイエール、ヴィヴィアンヌ・ロマンス、マドレーヌ・ロバンソンなどが出現、フランス映画の黄金期であった。戦後はシモーヌ・シニョレとジャンヌ・モローが代表だろう。ミシュリーヌ・プレール、アヌーク・エーメなどもいるが、やはりブリジッド・バルドーの出現は映画史上画期的なものであった。バルドーのような小悪魔として、カトリーヌ・スパーク、ミレーヌ・ドモンジョ、パスカル・プティ、カトリーヌ・ドヌーブ、ナタリー・ドロン、ミレーユ・ダルク、ドミニク・サンダが登場した。現代フランスを代表する映画女優はカトリーヌ・フロ、ソフィー・マルソー、イレーヌ・ジャコブ、イザベル・アジャーニ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、オドレー・トトゥー、ジュリエット・ビノシュ、マリオン・コティヤール、ヴァネッサ・パラディ、エヴァ・グリーン、ルー・ドゥ・ラージュ、マリーヌ・ヴァクトと個性的な女優が出現している。(Anabell)

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