夏うたヒロイン
毎朝買物に寄るスーパーのBGMに流れる夏のムードミュージック。フランシス・レイ「さらば夏の日」(1970)、ステルヴィオ・チプリアーニ「ラスト・コンサート」(1976)、マックス・スタイナー「避暑地の出来事」(1956)の3曲である。映画はもちろん見て覚えているが、意外と再放送される機会は少ない。「さらば夏の日」の原題はDu soleil plain les yeuxで、訳すと「太陽が目に眩しく降り注ぐ」であろうか。「ラスト・コンサート」の主題曲「ステラに捧げるコンチェルト」はピアノ・コンチェルトで真夏というより、冬のノルマンディーの浜辺というイメージである。「避暑地の出来事」はワーナーの音楽担当だったマックス・スタイナーによるものだが、パーシー・フェイス楽団やジョー・ロス楽団によって「夏の日の恋」が大ヒットした。日本語訳歌詞ではスリー・グレイセスでヒットした。以来、半世紀以上、夏のスタンダード・ナンバーとなっている。
ところで3本の映画のヒロインを覚えてますか?「さらば夏の日」はダブル・ヒロインなので合計4人。フロランス・ラフュマ、ジャネット・アグラン、パメラ・ビロレージ、サンドラ・ディー。サンドラは2005年に惜しくも亡くなられました。ジャネット・アグランは「さらば夏の日」1本しか見てないけど最高だね。
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