アモーレはもう古い!?
サッカーの長友佑都選手の熱愛が発覚したとき、彼は男らしく「彼女は僕のアモーレです」と交際宣言した。アモーレはイタリア語で愛する人、という意味。お相手の女性は平愛梨という美貌の女優さん。たちまちネットでは「アモーレ」という言葉が流行した。ところが最近、寂しさからか彼女の浮気がスクープされた。海外でもアモーレ長友ら2人は今年1月結婚へゴールインした。ドラマ「戦争と平和」でもナターシャはアンドレイとの婚約中にもかかかわらず、色男アナトールと過ちを犯す。古今東西、「女心と秋の空」と言うけれど、美人をつなぎとめておくのは大変らしい。ところで「アモーレ」という言葉は若い人には新鮮に響くが、年輩者には懐かしい響きだ。イタリア映画「刑事」の主題歌「死ぬほど愛して(アモーレ・ミオ)」。S盤アワーという深夜ラジオでよく流れていた。「アモーレ、アモーレ、アモーレ、アモーレミオ♪」歌うアリダ・ケッリは当時まだ16歳少女ながらとても情熱的な雰囲気で歌っていた。作曲家カルロ・ルスティケリの娘。2012年に他界している。
最近、平愛梨さんがあるイベントに出席し、「一番好きなイタリア語は?」と質問された。誰れもが期待していた「アモーレ」ではなく、彼女は「ricevuta per favore」と答えた。リチェブータ ペル ファボーレ、領収書ください、という意味。家計をまかされた主婦は現実的であった。
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