変なタイトルの曲
はじめてレコードを買ったのが中学生のときに「ケメ子の歌」(ザ・ダーツ)だった。理由は単に「曲名がオモシロそうだから」である。むかしから「うちの女房にゃ髭がある」のようなコミックソングの流れはある。クレージー・キャッツ、とんねるず、嘉門達夫の曲はコミックソングの系譜であろう。
ここではコミックソングではない珍題名を集めてみる。古いところでは、フランク永井の「13800円」(昭和32年当時、大学初任給が13800円だったとか)、松島とも子「塩鮭」、バーブ佐竹の「青いゴム草履(ぞうり)」。尾崎紀世彦「おす犬」。西岡恭蔵「プカプカ」。椎名林檎の「歌舞伎町の女王」やソニンの「カレーライスの女」も奇抜なタイトルだろう。最近では大塚愛は変なタイトルの曲をよく作る。「黒和牛上塩タン焼680円」など。「シャチハタ」も印鑑・スタンプの企業名をタイトルにもってくる着想は斬新である。
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