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2017年6月 7日 (水)

ヨボセヨ

92562240_org     日本語のなかには「よく使うのだが、なぜそういう言葉を使うのか、意味がわからない」という言葉がいくつもある。たとえば「ハナから信じない」などという。「ハナ」は韓国語で「初めから」の意である。独身男性のことを「チョンガー」、「モグモグする(食べる)」、「ウロチョロする」、「ノッポ」「チャリンコ」なども韓国語がルーツらしい。不思議なことに日本語と韓国語は言語系統でいえば近いのに、耳で聞くとさっぱりわからない。          

   映画「ノーボーイズ、ノークライ」(2009)。釜山から山口へ密輸品を小型ボートで運ぶハ・ジョンウを海岸で妻夫木聡がおかしな韓国語で出迎える。「ヨボセヨ~」。ハ・ジョンウは「こういうときはヨボセヨではなく、「こんにちは」を意味する「アンニョンハセヨ」を使うべきだ」と言う。ヨボセヨの「ヨ」は「「こっち」、「ボセヨ」は「見てください」、つまり「ちょっと…」「あの…」くらいの意味。人に呼びかける言葉で、電話での「もしもし」のような決まり文句。この映画をみると日韓合作も経験を重ねて、言葉の壁を越えて人間的な交流がでてきたように感じる。

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