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2017年6月13日 (火)

有東木のワサビ

   NHK「鶴瓶の家族に乾杯」静岡市葵区有東木(うとうぎ)地区が紹介される。ここはワサビの発祥地として知られる。江戸時代に有東木地区に住む村人が野生のワサビを栽培したのが、ワサビ栽培普及の端緒と伝えられる。このワサビは駿府城で徳川家康に献じられ、その味が絶賛されたことやワサビの葉が徳川家家紋の「葵」に通じることから、幕府の庇護を受けることとなった。一方で門外不出の扱いとなり、その栽培技術を他地区に広げることは禁じられた。延享元年(1744年)、天城湯ヶ島で山守を務めていた板垣勘四郎(1686-1761)は三島代官の命によりシイタケ栽培の技術指導で有東木を訪れた。板垣はワサビの栽培を天城でも行いたいと懇願し、有東木の住民はシイタケの礼から禁を犯して板垣にワサビの苗を持たせた。この後、板垣の努力で伊豆天城でもワサビ栽培が普及することになる。

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