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2017年6月28日 (水)

映画の出来不出来

   三池崇史は、今の日本映画ではつねに話題となる作品を撮っている監督である。ただし作品は出来不出来の差が激しい。ミュージカル仕立てにした「愛と誠」(2012)は酷かった。今回の木村拓哉主演の「無限の住人」の評判は2つに分かれたが、つまらないという声が大きい。キムタクの固定イメージが作品を凡庸にしている。映画の良悪しを決めるのは監督であるが、俳優のフィルモグラフィー(出演作一覧)を見ると名優にも駄作は多い。生涯おそらく100本以上の主演作をもつ御大、片岡千恵蔵は「国士無双」「赤西蠣太」「血槍富士」「大菩薩峠」など数々の名作があるが、珍妙な作品も結構ある。「アマゾン無宿世紀の大魔王」(1961)などドンデモ映画の一つ。「日本暗殺史」で血盟団の井上日召を演じたことも驚きである。役者は来た仕事を選ばす、どんな役にも挑戦する、というお手本であろうか。最近は「カメレオン役者」という言葉がある。シリアスな役からドタバタ喜劇まで、どんな役でもこなして特定のイメージをもたない俳優という意味であろうか。たとえば長谷川博己(40歳)。「セカンド・バージン」の二枚目から、優柔不断なお父さん「家政婦のミタ」、妄想癖のオタクっぽい「鈴木先生」、映画の神様を信じる青年「地獄でなぜ悪い」。様々なキャラクターを演じ分ける才能はすごい。

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