働かない生き方
テレビを見ていると元気でいつまでも働いている人がよく登場する。内閣府が60歳以上の人にアンケート調査をしたところ、60歳くらいで仕事を辞めたいという人はわずかで、高齢になっても働けるうちはいつまでも働きたいと思う人が実に40%もいる。その理由としては、収入が第一だが、ほかに老化防止、仕事を通じて友人・仲間を得るなどがある。働くことは、様々な意味で生きるモチベーションを高める効果がある。しかしテレビの高齢者が生き生きと働いている姿はかなり一面的な映像で、現実世界はなかなかパラダイスではない。むしろ高齢になって病気や体が思うように動かず、仕事どころか家でつらい日々を過ごしている高齢者も多い。誰の介護をうけず身の回りのことは自分でしたい。買い物、掃除、食事、洗濯、散歩、メールや郵便物を見る、最低限度の自分の仕事をこなすだけで半日はつぶれる。テレビの情報にまどわされず、マイウェイをつらぬきたい。
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