モハメド・アリと自転車
モハメド・アリが12歳のとき、父から誕生日のプレゼントに自転車をもらった。ところが、ある日、この宝物の自転車が盗まれた。警察でアリは「自転車を盗んだヤツをぶちのめしてやる」と泣きながら叫んだ。このときジョー・マーチン(1916-1996)という警察官がボクシングジムのトレーナーをしており、「やっつけたいヤツにチャレンジする前に、闘い方を身に付けた方がいいよ」と優しくさとした。つまり殴るのはリングの上で、スポーツとしてやることをすすめたのだ。アリは6か月トレーニングした後、アマチュアデビュー戦で3ラウンド判定勝ちした。もしアリが自転車を盗まれなかったら、ボクシングをやっていなかったかもしれない。Joe Martin
« ボディ・スナッチャー | トップページ | 古代人と文様 »
「スポーツ」カテゴリの記事
- ノーヒット・ノーラン(2024.05.24)
- カーリング女子はなぜ可愛いのか?(2024.05.24)
- 何故ホームランを量産する選手がでないのか?(2023.04.26)
- 大相撲は群雄割拠の時代へ(2024.05.12)
- インドネシア・サッカー暴動の惨劇(2022.10.02)
コメント