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2017年2月 3日 (金)

なぜ世界地図の上は北なのか?

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   目的の場所にどの経路で行けば最短で行けるか、また安く行けるか、すばやくネットで検索できる。またGPS(汎地域測位システム)で自分が立っている位置がわかる。地理をめぐる情報は便利になった。だが地図や地理の知識は国際化の時代にもかかわらず意外と乏しい。たとえば北海道の県庁所在地は札幌は常識だが、アメリカで最も面積が大きいアラスカ州の州都はアンカレッジではなくジュノーであることを知っいる日本人は少ない。地理的位置、文化、風俗、習慣などまだまだ海外の知識は不足している。

  地理学習も地図の正確な理解があって正しく読み取ることができる。だが曲面である地球上の経緯線を平面である地図面の上に移すことは不可能であるから完全な投影法というものは一つもない。どの投影法もなんらかの特長を備えている反面に、欠点もあることを承知しておかなければならない。また現在、地図の上は例外なく北である。かつてイスラム圏では宗教上の理由から上が南になっている地図も存在した。14世紀ごろからポルトラノという海図が作られ航海が盛んに行われるようになると、地図の上が北というのが定着した。これはほとんどの国が北半球にあることや、磁石や北極星で地図の方位を対比する際に北が上のほうが便利だからである。南極が上になっている世界地図を「逆さ地図」という。

( keyword;Juneau,Portlano,Global Positining System )

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