近世日本史の重要人物6人
1751年のこの日、江戸町奉行の大岡忠相が死去した。享年75歳。
荻原重秀(1658-1713)は幕府勘定奉行を務め、元禄時代に貨幣改鋳を行った。新井白石の上書により歴史の悪役に貶められた。村井淳志の近著に「勘定奉行荻原重秀の生涯」がある。
田中丘隅(1662-1730)は農政家。通称、田中休愚。「民間省要」を著して吉宗に認められ、幕府普請役に任命されて多摩川などの治水工事を行い、大岡忠相のもとでは支配勘定役も務めた。
細川重賢(1721-1785)は江戸中期の熊本藩主。財政立て直しは「宝暦の改革」と呼ばれた。藩校「時習館」や医学校「再春館」を創設した。
レザノフ(1764-1807)は1804年ロシア皇帝アレクサンドル1世の親書を携えて長崎に来航した。しかし半年余りも待たされたあげく、親書は突き返され、交易は拒絶された。
光格天皇(1771-1840)は、第119代天皇で孝明天皇の祖父となる。現在の皇統は、光格天皇から続いている。
佐竹義和(1775-1815)は出羽国秋田藩主。「秋田藩における寛政の改革」と呼ばれる改革政治を実施した。(12月19日)
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