ヨタカの由来は?
ヨタカはインドからインドシナ、中国を経てウスリー地方にかけて分布している種で、日本には夏に飛来して繁殖する。江戸時代、辻で客引きをする娼婦のことを「夜鷹」と呼ぶが、この鳥名につられられたのはなぜか。この鳥が夜に活動して、何の変哲もない場所にしとねするという習性を併せ持つからそう呼んだにちがいない。榮川省造「異説鳥名抄」には「この鳥が夜行性で羽毛の斑点や飛び形が鷹に似ていることからヨタカとよぶ。古書には、蚊母鳥、蚊吸鳥、鴟とある」と記されている。
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