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2016年11月30日 (水)

シルバーラブの日

  辻井喬の小説「虹の岬」は、歌人の川田順と鈴鹿俊子の恋愛を描いている。1948年11月30日、2人はともに家出した。太平洋戦争中に愛国詩人として知られた川田順と、京都大学教授経済博士中川与之助の前夫人であった鈴鹿俊子が和歌を通じて恋愛におちいり、順は苦悩のあまり、1948年12月4日に自殺をはかったが未遂に終わった。そのとき彼が友人にあてて送った遺書のなかに、「若き日の恋ははにかみて面赤らめ 壮士時の四十路の恋は世の中に かれこれ心配れども 墓場に近き老いらくの 恋は怖るる何もなし」とうたっていたので、「老いらくの恋」として、一躍世間に広まった。当時、川田順は68歳であったから、俊子とは30歳の隔たりがあった。その後、事態は好転し急転解決に向かう。結婚へとゴールインする様を朝日新聞も「夕映えの恋に勝利。川田順結婚を決意、再生の大手術だった」と2人にエールをおくっている。その後、順は1966年、84歳で死去、俊子は2006年、96歳で長逝した。

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