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2016年11月30日 (水)

消えていくリアル書店

   初雪や 消える街角 古本屋

Cajw6bff   街の小さな古本屋や貸本屋はほとんどみかけなくなった。新刊書店も減少している。リアル本屋は斜陽業界なのだ。1999年には2万2296店だった本屋が、2016年は1万4098店、つまりこの16年間で8000店以上減った。原因としては①ネット書店の普及②若者が本を読まなくなった③不景気、ながびくデフレと低所得④図書館を利用するほうが安上がり、などの理由が考えられる。

   地方の書店が減ることは当然、出版業界にも悪影響を及ぼす。優秀な人材は出版界に就職しなくなる。良書を出版していた零細出版社は倒産する。村上春樹の小説がいかに売れようが、新潮社や講談社が肥大になろうが、問題は多様性を失うことで日本の言論は大きく低下し民主主義はさらに失速する、という悪循環がおこる。やはり地方の書店を育てなければならない。かつて公共図書館は地元の図書館から直に本を購入していたが、コンピューター化と装備の委託化で大手の取次ぎから直接購入するようになった。これも地方の書店の経営を悪化させた。寡占化が文化を滅ぼす。

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