親鸞忌
1262年のこの日、親鸞の忌日。親鸞は「ただ念仏して、阿弥陀に助けていただくと、よきひと(法然上人)の教えを受けて信じるほかに、特別のわけもない」と語っている。この親鸞の「信仰のみ」は、パウロの説く「エホバの名を呼び求める者は救われるのです」(ローマの信徒への手紙10-13)という考え方と、とてもよく似ている。西本願寺には「世事布施論」という本が所蔵されている。これは唐代に中国に伝わった景教、ネストリウス派キリスト教で、内容はいわゆる聖書である。親鸞は「世事布施論」を読んでいたといわれる。救いを求める祈りは、神仏の業であり、仏教もキリスト教も共通するものである。親鸞は聖書を読んでいたのかもしれない!?(11月28日)
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