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2016年11月 2日 (水)

犬の名前はなぜ「ポチ」なのか?

   二葉亭四迷の「平凡」にはポチという名前の犬が登場する。ある少年が弁当のおかずを残してやってかわいがっていたが、ある日、犬殺しに連れ去られて死んでしまい泣き出したという話である。「ポチ」はかつて犬の名前として広く使われた。「ポチ」とはどういう意味なのか、外来語なのか明らかではない。広辞苑には「犬の名前として広く使われた語」として明治29年の田沢稲舟「腰元のお京と、御寵愛のポチとともにつれて」(五大堂)を引用している。ウィキペディアには「フランスの宣教師が自分の犬をPetit プチ(かわいい)と呼んでいたのを、日本人が犬の名前と誤って解釈したとある。チェコ語「ポチュ」(来い)の説。英語の「スポッティ」のスが消えて「ポチ」になつたとする説。イギリス人が番犬で「Go porch」と言っていることから「ポチ」が広まったとする説。法師の訛りとする説。明治初期、フランスの教科書を翻訳したとき、そこにでてきた犬の名前がプチだったが、それをポチと和訳したという説がある。ご祝儀に使う小さな袋を京阪地方では「ぽち袋」という。もともと舞妓などに与えていた祝儀袋のことであったが、近年では「お年玉袋」なども全国的に「ぽち袋」と称呼されるようになっている。

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