逃げるは恥だが役に立つ
新垣結衣のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。契約結婚のコメディでタイトルはハンガリーの諺からきているらしいがちょっと意味不明である。このように変わったタイトルの映画はむかしからある。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942年)はジェームズ・M・ケインというアメリカの作家の同名小説をルキノ・ヴィスコンティが北イタリアに舞台を移してリアリズムで描いている。だが映画に郵便配達夫は一度も登場しない。映画を見たが、タイトルと内容がどう結びつくのか意味不明。イタリアでの原題は「OSSESSIONE」(妄執)という。
「愛しのシバよ帰れ」(1952年)のタイトル中の「シバ」という愛犬も映画に登場しなかった。かつて可愛がっていた愛犬が失踪した。妻は過去のことばかり追い求める。過去の自分との決別がテーマになっているという解説があったが、シバがその象徴といわれてみればなんとなくわかる気がする。
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