山田太一「星ひとつの夜」
11年の刑期を終え、清掃員として働く野々山(渡辺謙)は、音楽ホールの客席で忘れられた服を見つける。男は大金が入っていることに驚き、直接持ち主が住む高級マンションに届けに行く。そこで若い男のデイトレーダー(玉木宏)と出会う。物語は人間関係に臆病な2人の男がお互い興味を持つことで進行していく。会話のやりとりで、社会や人生を深く考えさせる言葉がある。山田太一がいかに優れた脚本家か本作をみればわかる。
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