ナターシャのワルツ
NHKでBBC製作の「戦争と平和」を放送している。昨夜4Epはナターシャとアンドレイが舞踏会で初めて踊るシーン。リリー・ジェームズのナターシャもよいが、やはりオードリー・ヘップバーンが思い出される。映画は1956年の製作でアメリカとイタリアの合作だった。オードリーは「ローマの休日」「麗しのサブリナ」に続く三作目で初めてのカラー作品。舞踏会での場面には俗に「ナターシャのワルツ」という軽快だがもの悲しいメロディーが流れていた。この曲はなぜかあまり映画音楽のレコードには収録されていない。ポール・モーリアの音楽があるくらいである。オードリーは生き生きとした笑顔で、左手でスカートの裾をもって大きくまわりながらとても軽快に踊っている。キング・ヴィダーは「オードリー・ヘプバーンほどナターシャの役にピッタリの女優はいない。彼女はその仕草とテンポについて監督を喜ばす直観的な頭の良さを持って動いていた」と後に自伝で述べている。
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