リオから東京へ
リオデジャネイロ・オリンピックが閉幕する。2020年東京へとバトンされる。会場におかれた土管の中から、マリオの姿をした安倍首相が登場するというユニークな演出。メダル獲得数は、金12、銀8、銅21、合計41個(21日現在)は大健闘といえる。とくにレスリング伊調選手の四連覇、バドミントン高橋・松友ペアなど女性軍の活躍が光る。男子では陸上400mリレーや水谷隼が卓球最初の個人メダルを獲得。むかし荻村伊智朗、小山ちれ、などの名選手がいたが・・・。調べたら卓球が五輪競技になったのは1988年ソウル大会のことである。テニス錦織圭がメダルを獲得したのはなんと96年ぶり。
日本が初めてオリンピックに参加したのは第5回ストックホルム大会(1912年)のことだが、初めてメダルを手にしたのはそれから8年後の第7回アントワープ大会でのこと。競技種目は意外にもテニスだった。熊谷一弥(1890-1968)が健闘し銀メダルを獲得した。しかし御本人、熊谷選手は「金メダルでなければ意味がない」と、大変悔しがったといわれる。シングルスの雪辱を晴らそうと、柏尾誠一郎選手とともにダブルスに出場し、こちらも堂々2位になっている。
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