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2016年8月25日 (木)

没後に評価を高めた人

Yjimagest2jfp9m  全く無名に近い人物が、死後に評価されて有名になることがある。幕末期岡山の歌人・国学者、平賀元義(1800-1865)。人間性を率直に表現した万葉調の歌風。死後に評価を高めた人といえば円空、石川啄木、梶井基次郎やアルチンボルド、ゴッホ、ゴーギャン、シスレー、アンリ・ルソー、モディリアーニ、ムソルグスキー、スタンダール、メルヴィルなど芸術家、作家に多い。坂本龍馬の名が一般に知られるようになったのも死後数十年経てからである。平賀元義の事績も没後忘れられていたが、正岡子規が明治34年に「日本」に連載していた「墨汁一滴」によって、その名が広く知れ渡るようになった。中国史上では陶淵明や杜甫も死後に有名になった詩人である。安藤昌益の存在なども狩野亨吉による発見まで忘れられていた。宮沢賢治、新美南吉、金子みすず、など童話作家、詩人にも没後有名になる人が多い。

  ヴィヴィアン・マイヤー(1926-2009)は、21世紀になり再発見された米国人女性写真家である。2007年にシカゴの歴史家ジョン・マーロフが発見するまで、彼女の写真の存在は全く知られていなかった。死後に彼女の質の高いストリート写真は高く評価されるようになり、欧米で数多くの写真展が開催されている。

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コメント

杉原千畝氏も、その1人ですね。有名になったというよりは、評価され、名誉回復した 1人です。

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