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2016年8月24日 (水)

なつかしの社会科用語~軍艦島、ハッカ、ニシン

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   「♪海猫が鳴くからニシンが来ると、赤い筒袖のヤン衆がさわぐ」北原ミレイの「石狩挽歌」は北海道のニシン大漁の様子をよく描いている。社会科学習に必須の歌謡曲である。わたしが小・中学校で学んだ社会科にはかつて栄えて消えていった用語が多い。京浜、中京、阪神の3つの工業地帯を三大工業地帯という。かつては北九州を含めて四大工業地帯とよんでいたが、他の工業地域の生産が北九州を上回るようになり、現在では北九州は除かれている。

 ガット GATT 関税および貿易に関する一般協定。長崎県の軍艦島(端島)は海底炭鉱で栄え、日本一の人口密度を有していたが、いまは閉山とともに無人島になっている。2015年世界文化遺産に登録され再び脚光を浴びるようになった。北見ハッカは1902年から生産が始まり、最盛期は世界シェアの70%を占める生産を誇ったが、70年代に入ると石油からコストの安い合成ハッカがつくれるようになったため、太刀打ちできなくなり、1983年に操業を閉じた。鳥取県と岡山県の県境にある人形峠のウラン鉱床は1955年に発見されたが、1987年に終了した。世界で一番寒い定住地はロシアのサハ共和国オイミャコン(1926年に氷点下71.2℃)だが、かつてはベルホヤンスク(1892年に氷点下67.8℃)と覚えていた。このように社会科用語には懐かしい響きがある。奥能登の輪島などでは「間垣」という竹囲いのかきねで冬の強い季節風を防いでいる。そのほかに、ソ連の国営農場「ソホーズ」、集団農場「コルホーズ」、「牧之原台地の茶畑」、「久能山の石垣イチゴ」、高知の「二期作」、「パイロットファーム」、「溺れ谷」、「児島湾干拓」、「コメコン」、「マーシャルプラン」、「エンクルマ大統領」、「東海村」、「イタイイタイ病」、「ビアフラ」、「丹那トンネル」、「頸城油田」、「児島湾干拓」、「輪中」。「ココム」とは戦後アメリカの指導下に自由主義国家群が結んだ共産国に対する輸出統制を行う機関。「経済ワジ」とは北アフリカなどにみられる砂漠の水無川。「ローデシア」、「ラングーン」、「ボルネオ島」、「セイロン」、「サイゴン」、「ニアサ湖」「直江津」、「国分」などの地名は地図帳から消えた。「チェコスロバキア」もいまはチェコとスロバキアとに別れたが、いまだにチェコスロバキアと呼んでしまう。いま問題になっている竹島も尖閣諸島も小学生のときは習うことはなかった。一時、世界一高い山は中国の青海省にあるアムネマチンと記憶していたが、「幻の山」はついに幻に終わった。

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コメント

北見ハッカは最近また生産が復活してますよ〜北海道物産展で知りました。

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