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2016年7月16日 (土)

ソロモンとシバの女王

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 ウィッツ 「ソロモン王の前のシバの女王」 1494年頃 ベルリン国立美術館

   イスラエルの王ソロモンはその絶大な富と権力にものをいわせて、20年の歳月をかけて、エルサレムに豪華をきわめた黄金づくりの神殿と王宮を建てた。ソロモンの名声を聞いた南アラビア(イエメン)のシバの女王は、はるばる長い旅をして、没薬・乳香などの香料をはじめ、金や宝石などの贈物をもって、ソロモンのところへやってきた。そして、難問を発して彼の知恵を試してみたが、彼はそのすべてに鮮やかに答えて、説明できないことは何ひとつなかった。驚嘆した彼女は、ソロモンに「私が国で、あなたのこととあなたの知恵について聞いたことは真実でした。私はここにやってきて、自分の目で確かめるまではその言葉を信じませんでしたが、今見るとその半分も私には知らされていなかったのです」といった。そして、ソロモンにこのような聞きしに優る知恵と富を授けた神を、大いに賛美したという。旧約聖書にみられるシバの女王の統治期間はソロモン王とほぼ同時期の紀元前10世紀頃とされるが、彼女の実在を裏付ける考古学的発見は未だ皆無である。

   コンラート・ウィッツ(1400年頃ー1445年頃)はドイツの画家。コンスタンツ、ロットワイル、バーゼル、ジュネーブで活躍。1434年、バーゼルの画家組合のマイスター、1435年同市の市民となる。透視図法や明暗によって3次元的な空間の中に人物を彫塑的に表現したドイツ最初の画家である。ウイッツは本来は彫刻家であったといわれている。

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