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2016年6月16日 (木)

平成版「砂の器」

    連日のように舛添知事の話題がニュースで報じられたが、昨日ついに辞任した。舛添要一は東大助教授を経て2009年参議院比例代表で自民党から出馬し、政界入り。猪瀬の辞職に伴う2014年に無所属で出馬し、自公の推薦を得て、約211万票を集めて当選した。本年3月にはフランス政府からレジョン・ド・ヌール勲章が贈られている。東京五輪を4年後にひかえまさに栄光の絶頂のときに、金銭問題でみずから墓穴を掘っていた。九州の炭鉱町に五人兄弟の長男として生れて、貧しさの中で苦学しながら留学した。その半生はまるで九州出身の作家松本清張の代表作「砂の器」の本浦秀夫の人生と重なる。人はいかように成功しようと、育った過去や習性は変えようが無く、ほんとうのセレブの仲間には入れないものだろうか。身銭をきって生きるというマナーがなく、議会でも「あまりにせこい」と指摘された。そして米紙「ニューヨーク・タイムス」でも「sekoi」という日本語が知れ渡った。思えばあまりに哀しい人生である。

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