ビアガーデンの始まり
夏といえばビール。今年もビアガーデンの季節がやってきた。最近は女子会ブームでお洒落なビアガーデンも増えてきた。さてビアガーデンの始まりはいつか?日本で最初の屋上ビアガーデンは1953年6月に大阪梅田でオープンしたニュートーキョー大阪第一生命ビル店である。本田技研が新しいオートバイの発表展示会を開いた際に、地下のビアレストラン「ニュートーキョー」に依頼して招待客に屋上でビールをふるまった。展示会は3日間だけだったが、終わってからも噂を聞いて「屋上でビールを飲ませろ」と客が詰めかけた。それを見たニュートーキョーの店長が、これならいけると屋上での営業許可を取って、翌年6月に正式にビアガーデンとしてオープンした。生ビールが1杯240円、当時の物価で換算すると現在の2000円以上だが、700~800席ある屋上ビアガーデンは連日満員だった。ちなみに初めてビールを日本人は、八代将軍吉宗だといわれる。1724年、オランダ使節団一行が江戸に入府した際、吉宗にビールが献上された。
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