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2016年6月24日 (金)

バナナはおやつに入りますか

201245821_b  ポルトガルの諺に「サルにバナナは好きかと聞く」がある。「聞くまでもない。わかりきっている。当然である」という意味。だがバナナが好きなのはサルだけでなく、人間も同じである。小学生時代、誰もが1度は先生に聞いたことがある質問。「おやつは300円まで」と金額の上限を言われて、「バナナはおやつに入りますか」と。バナナがおやつに含まれるかどうかは人類永遠のテーマである。バナナを主食にしている民族はいまでも世界に多くいる。年金暮らしの日本人も毎日バナナを買っている。100円で何とか餓死せずに生きていける。バナナは有り難い食べ物だ。中国語では漢字で「香蕉」と書く。発音は xiang jiao チャン・チャオと聞える。

バナナは南洋に採れる果物なので、欧米諸国は輸入に頼るしかなく、外来語なのでだいたい呼び方はみな同じである。英語でbanna(バナナ)、ドイツ語でBanane(バナーネ)、フランス語でbanane(バナーヌ)、イタリア語でbanana(バナーナ)、スペイン語でplatano(プラターノ)、スウェーデン語でbanan(バナーン)、フィンランド語でbannani(バナーニ)である。

   ところでバナナが歴史に登場するのはいつごろだろうか。歴史上の人物では、ギリシアを征服したアレクサンドロス大王が、インドに遠征した際、バナナを初めて食べたといわれる。日本人がバナナを初めて食べたのはいつごろか。織田信長は1569年、ルイス・フロイスが献上したバナナを食べたという記録がある。山田長政はシャムでバナナを食べただろう。一般には、日清戦争後の下関条約で台湾が日本の領土となったことから、バナナも食するようになったと考えられる。記録によると明治36年4月10日、台湾からバナナが輸入されたとある。しかし、明治・大正期は一般庶民にとってはめったに食べられない高嶺の花だったにちがいない。大正後期から昭和に入った頃から庶民の口にも入るようになった。芥川龍之介の短編小説に「果物の籠には青林檎やバナナが綺麗につやつやと並んでいた」(「お律と子等と」大正9年)とある。それでも子供は病気や遠足のときにしか食べられない特別な食べ物だった。(参考:「バナナの話」 日本バナナ輸入組合 1992年)

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コメント

私もよく知りませんが、親が八百屋をしてた関係で少し。

バナナは、エチレンガスが成長ホルモンになり完熟できます。
青いままのバナナを輸入して保冷する設備が出来てから、必要に応じてある程度ずつエチレン雰囲気にさらし出荷するようにした果物屋さんが家を建てるようになりました。

それまでは南洋に魚を追った漁師さんが土産に持って帰るようなメロンみたいな立場の果物だった。

あはは!懐かしいです、そのセリフ。
私も、口とんがらかして、先生に抗議したものですよ。
近年は、その効能が評価されて、スポーツ選手にはかかせない食品になりましたね。
いまでも、バナナbananaは大好きです。

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