勝者と敗者の美学
元ヘビー級世界王者モハメド・アリが3日アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。30年以上にわたりパーキンソン病を患っていたことはよく知られていた。通算成績は56勝5敗だが、つねに勝利者という印象がある。日本でのアントニオ猪木との試合は引き分けという結果だった。アリは最初カシアス・クレイと呼んでいた。日本にもカシアス内藤というボクサーがいた。沢木耕太郎は彼をモデルに「一瞬の夏」を書いた。アリと1971年に対戦したジョー・フレージャーは5年前に死去している。ベトナム戦争とともにカシアス・クレイの名前はその時代を生きた人の記憶に強く残っている。
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