ミスター剣の舞
「剣の舞」で知られる作曲家アラム・ハチャトリアンの忌日。歌手の円広志や有吉弘行らが自虐的に「一発屋」と称することがある。「一発屋とは、一時的に活躍をみせた芸能人など対するやや侮蔑的な意味合いのある呼称」とウィキペディアにある。クラシックの世界にも一発屋といわれる音楽家がいる。ピアノ曲「乙女の祈り」はアジアではよく知られているが、西洋ではあまり知られていない。ポーランドの女流作曲家テクラ・バダジェフスカの作曲である。サラサーテの「チゴイネルワイゼン」など。
ハチャトリアンも演奏先で「ミスター剣の舞」と呼ばれてムッとしたことがある。もちろん「剣の舞」はバレエ「ガイーヌ」の中でクルド人が剣を持って舞う戦いの場面で使われ、ハチャトリアンの代表曲である。しかし、この曲だけが、独り歩きしてしまい、どこに行っても、ハチャトリアン=剣の舞という扱いを受けるようになってしまい、大変うとましく思うようなった。ハチャトリアンを元祖一発屋と呼ぶのは失礼にあたる。(5月1日)
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