つくられた英雄「アラビアのロレンス」
アメリカの新聞記者ロウエル・トマス(左画像1892-1981)は第一次世界大戦が悲惨な塹壕戦が続き、誰かをヒーローに仕立てようと考えていた。それが若きイギリス情報将校・考古学者のトマス・エドワード・ロレンス(1888-1935)である。アラブ服を着て砂漠を疾走しトルコ軍を撹乱する。そしてフセイン・マクマホン協定の立役者となった。だが実際のロレンスはアラブ人を利用し、彼らを裏切ったことに自責の念を感じ、46歳で除隊し、ドーセットの山荘に籠った。それから3ヵ月後の1935年5月13日に、オートバイ事故で4日後に没した。( keyword;Thomas Edward Lawrence,Lowell Thomas )
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そうだったのですか…。
投稿: | 2014年5月12日 (月) 21時24分