オーロラ
オーロラは、太陽で発生した太陽フレアなどで発生した電気を帯びた粒子が地球に到達し、大気中の粒子と衝突して発光する現象。北極や南極にあらわれるオーロラはさまざまな色の光がいくえにも重なり、夜空にゆれ動く虹のカーテンのように美しい光景である。オーロラはまれに低緯度でも観測されることがある。1953年から54年にかけて北海道の測候所で北西の空に淡紅色のオーロラが観測された。また地球上だけではなく、火星や木星・土星、それに天王星でも見られる。
「オーロラ(aurora)」というのはローマ神話の暁の女神アウロラ(Aurora)に由来する。しかし北欧においてはオーロラという言葉はあまり一般的ではない。ノルウェーゴ語やデンマーク語ではオーロラのことを「nordlys(ノーリス)」と呼ぶ。スウェーデン語でも「norrsken(ノルシェーン)」といい、どちらも「北の光」という意味である。フィンランド語だけは大きくちがって、「revontulia(レヴォントゥリア)」という。
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