病は脚から
動物の身体は脚から壊れていく。野生動物が足が弱って群れについて行けなくなることは死を意味する。人間の場合は、杖をつくようになり、やがて車イスの生活となる。足や脚部を使わず、運動量が減少すると、膝、股間接や腰椎へと問題が起こってくる。高齢者は脚から弱っていくということは、昔から言われているが私は老人介護を体験して改めてそのことを実感した。10年後、20年後を想像すると恐ろしい。自分の足でいつまでも歩ける状態を維持するためには、バランスのとれた栄養と運動である。食事の量が減っていくと高齢者は急速に衰えていく。毎日、買い物をして、自分が選んだ食材を使って料理して、残さずに食べる。経済的でもあり健康にもよい。献立を考えるのは一苦労だが、定番食を頭につねにイメージしておくとよい。野菜炒め、ポテトサラダ、筑前煮、おでん、ぶりの照り焼き、ほうれん草のおひたし、目玉焼き、厚焼き卵、小松菜と油揚げの煮びたし、ひじきの炒め煮、焼きビーフン、里井いもの煮物、ちらし寿司、かぼちゃの煮物、さばの味噌煮、豆腐、カレーライス、チャーハン、ハンバーク。
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