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2016年4月30日 (土)

火の用心

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    火災はいつ発生するかわからない。出火の原因は煙草などの不始末、漏電、飛び火、放火、落雷などの理由が考えられる。過去の有名な火事の原因を調べてもさまざまである。670年のこの日、法隆寺が落雷により全焼している。昭和25年11月18日、国鉄京都駅全焼。原因は駅構内の配電室から出火。昭和24年1月26日午前7時20分、法隆寺金堂の壁画が焼失した。電気座布団のスイッチの切り忘れが原因だった。2ヵ月前には石川県立図書館が類焼している。昭和23年11月15日午後11時50分に発生している。同年2月26日には強風によって東京永田町が火の海となる。新築したばかりの総理庁庁舎に延焼し多くの重要書類が失われた。昭和25年7月2日には金閣寺が炎上した。若い僧侶の動機には不明な部分もある。金閣寺に対するねたみ、とか、英雄死をとげるつもりが死にきれなかったとか謎である。この事件をすばやく三島由紀夫は小説「金閣寺」として発表し、「炎上」と題して映画化している。映画の中では、住職が戒律を犯して女色におぼれることを知り、堕落を意識するようになり、金閣寺に放火したことになっている。(4月30日) 参考:「京都の歴史10」京都市史編さん所

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