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2016年4月26日 (火)

本渓湖炭鉱爆発事故

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P063 大倉鉱山本渓湖炭鉱はかつて満洲国本渓(いまの遼寧省本渓)にあった。1942年4月26日、鉱山内で可燃性ガスと石炭の粉塵による大爆発事故が起こった。3000人以上が死んだ事故であるが、批難を恐れた政府は記念碑を建て、死者は1549人と過少に記している。肉丘墳は、犠牲者の集団墓地であるが、「永劫不朽殉難産業戦士之碑」と刻まれている。ほとんどの日本人がこの事故のことを知らないのは遺憾である。

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福岡県直方市にあった通称日満学校の卒業生9名がこの事故で死亡しています。彼らは3月に卒業し、渡満したばかりでした。慰霊のために学校に寄贈された「満州の田舎風景」の油絵が残っています。

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