ケツァルコアトル
広辞苑を引くと「ケツァルコアトルス」Quetzalcoatlusが載っている。中生代白亜紀に生息していた史上最大の翼竜である。推定翼開長は5mくらい。しかし、この名はアステカ神話の神「ケツァルコアトル」Quetzalcoatlに因んだものである。ゆえに広辞苑には「ケツァルコアトル」の項目や説明を載せるべきだと考える。ケツァルコアトルとは「羽毛の生えたヘビ」という意味で、アステカの学問と神官の神であった。伝説によれば、ケツァルコアトルは、海を渡って去って行ったが、また帰ってくると約束したという。モンテスマは、スペイン人の征服者コルテスのことを帰ってきた神だと信じた。
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